Microsoftのセミナーに参加してきました。

ほぼ毎月マイクロソフト主催のセミナーに参加していますが、今回も参加してきました。
今回は、Tech Fielderセミナーである【企業利用者のための、Windows Phoneアプリ開発~業務アプリケーションの配信と管理を実装する】というセミナーに参加してきました。
今回はタイトルの通り、企業向けのアプリケーションを公開する際のHow toがメインのセミナーです。

Part 1とPart 2に分かれており、Part 1では【企業向けアプリケーション展開、考え方と実装例】、Part 2では【アプリケーションに認証機能を実装する】と題されてセッションが行われました。

Part 1 企業向けアプリケーション展開、考え方と実装例

  • 開発用の端末には開発中のアプリは10個までしか登録できない。
  • テスター用のアカウントを用意するなど、企業向けアプリを開発するときにはサーバーインフラ周りも考慮する必要がある。
  • 企業向けアプリもAppHub経由が必須。
  • AppHubへの申請の際にはテストのメモは詳細に記載しておこう。
    ログインが必要であれば、テスター用のID/Passも記載しておく。
  • アプリケーション公開時のディープリンクの通知の際には、セキュリティー要件に注意して通知する。
    暗号化したメールで通知するなど。
  • 企業向けアプリをインストールするためのアプリを作成するのも一つの方法。
  • Sharepointのリストを利用して、アプリケーションのリンクを公開するのも有効ではないでしょうか。
  • 非同期通信チェック(Errorプロパティ)の確認は忘れずに。
  • Json.NETおすすめ。
  • IE Mobileは、アドインをサポートしていないので、それらを利用したシステムをWP7に対応するときは注意が必要。
  • IE MobileはUser Agentは2つある。
  • IE Mobileは特に指定がないとViewportを1024pxでレンダリングするので、最適化されたページを表示できるようにMetaタグを入れる。
    <meta name=”HandheldFriendly” content=”true” />
    <meta name=”MobileOptimized” content=”320” />
    <meta name=”Viewport” content=”width=device-width” />
  • CSS3のMedia Queriesを利用すると、表示の切り分けが出来るのでオススメ。

Part 2 アプリケーションに認証機能を実装する

  • クラウドとオンプレミスとの認証基盤の連携方法やWindows Phoneから認証基盤へアクセスする方法など業務アプリとの連携にも問題がある。
  • Windows Azure Connectは、サーバーとサーバー、サーバーとクライアントといったPPによる接続で仮想ネットワークを構築することが出来る。
  • Windows Phoneへ独自のサーバー証明書をインストールできるようにするには、p7b形式で設定し、手動でインストールしておく(アプリケーションでインストールさせたりする)必要がある。
  • Windows Phoneではプロキシを除外することが設定で出来ないなどの制限がある。
  • Active Directoryとの認証は、SL.IdentityModelやSL.Phone.Federationを使用すると利用できる。
  • App Fabric ACSを利用するには、予めAzure管理コンソールで各サービスの設定を作成しておく必要がある。
  • SL.IdentityModelをWindows Phoneで利用するには、Windpws Phone用にコンバージョンが必要(特定のソースのみで構成してビルド)。
  • スコープ毎に管理するクレームを設定しておく必要がある。
  • Identity Developer Training Kitがあるので、トレーニングに利用してみて。
  • Azure Sync Serviceはオンプレミスとクラウドの同期を行える注目なサービスです。

その他

  • Holiday App Contest実施中。
    12月15日締め切りです。
  • ハッカソン祭りやります。
    12月21日に東京でハッカソン実施後に忘年会兼表彰式やります。
  • IE MobileとWebBrowserコントロールの違いは?
    →履歴管理が出来る・出来ないや実行できるスクリプトに差異があるなどの細かい違いがある。詳細はMSDNのライブラリを確認を。

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