書籍レビュー – C#ポケットリファレンス

今回は久しぶりの書籍レビューです。

今回は、WINGSプロジェクトの代表山田祥寬様のご厚意により、技術評論社より発刊された【C# ポケットリファレンス】を頂きました。
山田様にはこの場を借りて感謝いたします。ありがとうございます。

本書は、技術評論社で好評を博している【ポケットリファレンス】シリーズの最新刊です。待望のC#ですね。逆引きによりやりたいことから目的のメソッドを見つけられるというものです。本書と競合書として【Visual C# 2010 逆引き大全】という書籍が秀和システムより刊行されています。

本書と逆引き大全の一番の違いは【C#とVisual C#の機能差】によるリファレンスの違いでしょうか。
本書はコンソールでも使用できるメソッドが中心に揃えられており、C#として利用、理解できることを重きに置いています(UI系のリファレンスはほとんどありません)。対して逆引き大全は、C#の要素は必要最低限に留め、WinFormsなどのUIで利用できるコントロールやメソッドに重きを置いています。

本書はChapter 1~Chapter 8までの8章構成で、基本文法から始まりデータ操作、コレクション、入出力、ユーティリティ、データベース操作、WindowsアプリケーションとC#で必要なモノは一通りリファレンスを通して学習できます。なおコレクションや後述するLINQでここまでしっかり押さえて書かれている本は少ないかと思います。

また本書で特筆すべきは、LINQの項目では各項目にクエリ形式とメソッド形式の両方の構文を載せている点です。他の書籍を見てみると分かりますが、大抵の書籍はクエリ形式でしか説明しておらず(ハーバート・シルトの独習C#ですら)、メソッド形式についてはほんのさわり程度しか扱われていないことがほとんどです。これが原因でLINQが敬遠されていたのは間違いなく(自分がそうだし)、それが解消されそうです。Web+DB Vol.64でもMVPの小野さんが指摘されていますが、クエリ形式もきちんと書かれていないと(C#erは間違いなく)理解が進みません。本書はこの点でしっかり書かれており、基礎が押さえられるのではないでしょうか。対して逆引き大全は、各項目でクエリ形式とメソッド形式がゴチャゴチャに書かれておりちょっとヒドイです。

C#勉強したいけど、あんな分厚い本読みたくないよコンチクショーとか思っている方は、本書はオススメです。リファレンスと書かれていますが、基本文法などもしっかり学べますし、何より読みやすいので取っつきやすいかと思います。

お求めはこちらから
C#ポケットリファレンス
Visual C# 2010 逆引き大全
独習C# 第3版
Web+DB Vol.64

広告

書籍レビュー – C#ポケットリファレンス」への1件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中