書籍レビュー – 独習ASP.NET 第4版

恒例の書籍レビューです。

今回の書籍レビューは、翔泳社発行の『独習 ASP.NET 第4版』です。
今回もご厚意により著作者であるWingプロジェクトの山田祥寛様より献本をいただきました。出版社の翔泳社様にもこの場を借りて御礼申し上げます。

さて、この『独習ASP.NET 第4版』ですが、タイトルに版数がある通り過去に出版されている本書の最新版となります。
本書の最新版として特徴なのは、ASP.NETの最新版となるASP.NET 4.5にも対応した書になっているということでしょう。最新のVisual Studio 2012を使用しての解説となっているので、これからASP.NETに携わる方が基礎を学ぶという点での教科書としては最適だと思います。
ただし、ホームページ作成などもしたことがない人が本書を利用して学習するには、それなりに技術的な話も解説されているので、本書の内容は敷居が高いかもしれません。
ホームページとか作るのも初めてという方は、日経BP社から出ている「プログラムを作ろう! ASP.NET 4 入門」とかの方が最適でしょう。

本書は11章構成で、ASP.NETとは?とかASP.NETの動く仕組みなどのASP.NETを始めるWebプログラマーにも考慮されており丁寧に解説されています。
ASP.NETで外すことのできないDB、また昨今のWeb開発で必須になってきたjQueryなど、必要最低限ではありますがASP.NET 2.0の頃から変化してきた技術との連携も踏まえて書かれています。この点は、長きにわたって書籍を執筆されている山田さんの視点ならではだと思います。

各章では概要、サンプルをまじえた解説とステップバイステップで学んでいくことができます。また、各章の最後には確認の練習問題や理解度チェックもありますので、自分で理解できているのか確認できます。
次に本書内で紹介されているサンプルコードはVBを基本として記述されています。普段VBAなどに触れている機会の多い人にはとても馴染みがあるかと思います。私などC#をメインにしている人でも最近のVBとC#は似通っている部分も多いので読み解いていくことができるかと思います。
※サンプルコードは翔泳社のサイトからダウンロードできるようになっており、サンプルの中にはVBとC#でそれぞれコードが用意されています。

本書は、ASP.NET関連の学習書として長きにわたって版数を重ねられた名著です。
昨今ではASP.NET MVCなどの開発フレームワークも登場し、ASP.NETの世界も開発形態が移ろうとしています。しかし、過去の遺産を有効活用する場合、日本で未だに根強く残っているのはASP.NETのWeb Fromです。これらのメンテナンスを行う場合は避けて通れない道です。
これからのトレンドを追いつつ、しっかりと基礎をおさえたい場合には本書はよい手引書になってくれると思います。
ASP.NETなかなか学習する機会がなかったなとか感じている私にも最適な書籍だと思いました。

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