ご無沙汰しております。

ご無沙汰しております。
なんか、前回の投稿から1年6ヶ月以上投稿していなかったようです。

すみません。
存在忘れてました。相当真面目に(苦笑)

1年6ヶ月の間、色々ありましたのでご報告したいと思います。
技術系のブログからもう遠く離れてしまいましたが、まだ見てくれる方がいらっしゃるようですので、お付き合いいただけましたら幸いです。

今回は、2019年末に請け負ってた例の案件の結末です。

2019年末にやってた例の案件のお話

さて、話は2020年初旬にさかのぼります。

最後に投稿したあの案件ですが、結局こちらで一通り要望の機能を全部ぶっ込みまして、ソースコードも一通り管理してあげてたものをすべて丸投げして終了しました。

あとは勝手にやってください。

という形です。リモート接続も出来なくなったし、先方からも連絡がないようなので、今は勝手にやっていらっしゃるんじゃないかなと思います。もう、どうでもいいけど。

ビジネスロジックの分からない海外の新人ちゃんが組み込んだクソEntity FrameworkのER図で地獄を見ていれば良いと思います。あれくらい強烈に絡み合ったリレーション貼ってると、時限爆弾の解除をする緊張感を味わえるはずです。

あと相手はVisual Studio 2015あたりで開発していたと思うんですけど、こっちは途中からVisual Studio 2019で開発していたかなと思います。ビルド自体は問題ないです。バッチで行っていたので。
後半は、結局構築する時間ないから一部PHPで組んでいた気がします。元々PHPだった案件ですしね。親和性は高いです。

2019年年末~2020年初頭は、クソ案件の後始末で終始しました。

だけどねぇ、まさかこの後に控えていた案件が更なる苦行になるとは誰が想像しただろうか……。

SyncfusionのEssential Studioがお得に使える!

またまた久しぶりの投稿です。

なんか極端にペースが落ちていますが、ここ最近VBAやらと格闘しているので仕方ないですね。

今回はお得な情報です。特に個人の開発者やスタートアップをはじめとする小規模企業の皆さんが対象です。

Windowsアプリケーション向けコンポーネントを提供しているSyncfusion社。最近はなんとAndroidやiOS向けのコンポーネントも提供しているようです。

私もアプリケーション開発の際にSyncfusion社のコンポーネントを使わせていただくことが多いのですが、ここ最近Syncfusion社がフラグシップコンポーネント群であるEssential Studio Ultimateを個人開発者、小規模企業向けに無償で提供を始めていました!

条件は次の通りで、最大5名分の開発者ライセンスを取得できます!金額にして、約120万円相当が無償!

  • 個人の開発者
  • 年間売上が$1,000,000未満の企業

たったこれだけ。この条件を満たす方は誰でも利用することができます。
取得方法などに関しては、Community Licenseの項目をしっかり読んでください。

FAQで、「なんでこのライセンス始めたの?」的な質問で「Visual StudioがCommunity版提供し始めたから自分たちも倣って始めました」みたいな粋な回答をしていて、ますますSyncfusion が好きになりました。

日本語サポートできるようになればいいんですけど。

興味のある開発者の方は、利用してみるのはいかがでしょうか。

 

The complete Essential Studio suite for free

Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010

今回は久しぶりにWindows Azureの話題です。

Windows Azure開発者待望のWindows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010の最新バージョンが公開されました。

Announcing the August 2011 Release of the Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010

今回の目玉はWebRoleにASP.NET MVC3のテンプレートが登録されたことです。またWindows Azure ToolkitのバージョンもV1.4に上がりました。

一部UIから日本語が消えたと嘆いている方もいるようですが、英語に慣れるということで考えれば良いのではないでしょうか。

mvcConf @:Japan

先日の6/11に、日本マイクロソフト株式会社にあるセミナールームにて、ASP.NET MVCを中心にしたセミナーである【mvcConf @:Japan】が開催されました。
朝からの開催にもかかわらず、会場内は満員御礼で活気に満ちていました。

公式サイトは以下URIでご確認ください。
https://itmedia.smartseminar.jp/public/seminar/view/261
各セッションのスライドは以下URIにアップされています。
http://www.slideshare.net/mvcjpn/presentations

各セッション毎の所感としては……

  1. 『最初に全体を押さえようASP.NET MVCオーバービュー』 (登壇:長田直樹氏)
    ASP.NETの歴史を総復習できたセッション。40分強でASP.NETの変遷やASP.NET MVCの有用性などが把握できます。
    僕は、WebFormを敬遠した記憶があるので、改めて歴史を学べて良いセッションだと思いました。初めてASP.NETに触れるなら良い勉強になると思います。

    長田氏のブログ(ちょっと長すぎたので、短縮URLにしています)
    http://bit.ly/lfZfIC

  2. 『ASP.NET MVC 3とNuGetで始める高速Webアプリ開発』(登壇:芝村達郎氏)
    今年の4月にASP.NETのMVPになられた芝村氏のセッション。
    MVC3開発セッションと云うよりは、ASP.NET4で投入されたRazor構文が如何に便利でASPXより書きやすく、開発効率がよくなる(開発コストが低くなる)かと云うことを説明するセッションのような感じがしました。ヘルパーやメソッドの書き方など短時間で親切な説明で参考になりました。
    後半はNugetを利用して、ヘルパーを有効活用しよう的な内容でした。短時間でヘルパーアプリを作って、Nuget用のパッケージを作成し公開するまでの手順を紹介されていました。

    芝村氏のブログ
    ASPXとRazor構文の違い
    http://d.hatena.ne.jp/shiba-yan/20110317/1300294985
    HTMLヘルパーの話
    http://d.hatena.ne.jp/shiba-yan/20110327/1301152413

  3. 『お気に入りのWeb Stack – MVC, jQuery, HTML5』 (登壇:竹原貴司氏)
    実際に作成されたアプリを通して、MVCと他のjQueryやHTML5の技術をどう取り入れるかを紹介されたセッション。
    実は……途中からの受講になってしまったので、前半が分かっていないと後半は理解するのがちょっと大変です。jQuaryほとんど分かっていなかったし。ちゃんとjavascriptを利用したWebアプリを作成する必要があるなと実感したセッションでした。

    竹原氏のブログ
    http://takepara.tumblr.com/post/6451043108/mvc-photos-home
    今回のセッションのために作成されたアプリ MVC Photos
    http://mvcphotos.codeplex.com/

  4. 『MVCのM』 (登壇:小野修司氏)
    ASP.NET MVC 3とEntity Frameworkを利用したコードファーストでDBを利用したWebアプリのお話。MVCのMというタイトルの通り、M(Model)の役割やデータの置き方などの説明が多彩でMVC 3にチャレンジするときにはかなり有用になるセッションです。
    実際にデモを交えながらのセッションでしたので、分かりやすいセッションだと思いました。

    小野氏のブログ
    http://blogonos.wordpress.com/2011/06/12/mvcconf-japan-%e3%81%b5%e3%82%8a%e3%81%8b%e3%81%88%e3%82%8a-1%ef%bc%9a-mvc3-codefirst-%e3%83%87%e3%83%a2/

  5. 『クラウドとHTML5で作成するスケーラブルなWebアプリ開発術 ~Windows Azure + ASP.NET MVC 編~』 (登壇:勇大地氏)
    Windows AzureとMVC 3をマッチングさせたWebアプリ作成での注意点などを紹介されたセッション。
    現在、Windows AzureのプロジェクトにはASP.NET MVC 3のテンプレートは含まれていないのですが、MVC3のプロジェクトを組み込んでAzureにデプロイする手順などを紹介されていました。

今回のセミナーでは、同時に色々な技術に関して紹介されていました。

セッション後は懇親会もあり、いつもTwitter上でお世話になっている方々とも挨拶が出來、本当に充実した一日となりました。

僕は、実際のところ2年ほど前から徐々にWebやWindowsアプリケーションの開発に携わるようになったので、ほとんど知識はゼロに近い状態です。ですが、昨今のMVPの方々が提供してくださる記事のおかげで何とかしがみついています。今回のセミナーも基礎部分においても有用な情報が多くありましたので、是非活用していきたいと思います。

※各セッションの映像は後日、Channel 9にて公開される予定だそうですので、公開された際に改めてURIはこちらで掲載したいと思います。

ASP.NET MVC 3 プロジェクトにWebMatrixのTwitterヘルパーを入れてみる

今まではインストールの方法など、サポートの方面が多かったのですが、今回はテクニックというか手順というか、その辺の紹介です。

今回は、WebMatrixで使用できるヘルパーの中でポピュラーなTwitterヘルパーをASP.NET MVC 3のプロジェクトに取り込む方法を紹介したいと思います。

紹介の前に
「WebMatrixって何ぞや?」
という方のために簡単な説明をしようと思いましたが、マイクロソフトのページで詳細な紹介をしているので、割愛したいと思います。
Microsoft© WebMatrixページ
http://www.microsoft.com/web/webmatrix/

WebMatrixのヘルパーは簡単に使えるので、ASP.NET MVC 3のプロジェクトにも採用したい方も多いと思います。
では、どうやって入れていくかということですが、手っ取り早いのがNugetを利用してヘルパーをインストールする方法です。

Nugetをインストールされている環境であれば、ソリューションエクスプローラー内でプロジェクトを右クリックすると「Add Library Package Reference…」というメニューがあるはずです。それを選択すると、以下の図のような拡張機能マネージャーと似たパッケージマネージャーが立ち上がります。
ここで「Online」を選択して、検索ボックスに「helper」と入力してください。そうすると、上位に次のヘルパーが出てきますので、選択してインストールします。
・microsoft-web-helpers
・Facebook.Helper(microsoft-web-helpersをインストールすると自動で追加されます)
・Twitter.Helper

aspnet_mvc3_web_helper_insall

インストールされると、参照やApp_Codeフォルダなどにいろいろ追加されると思います。
この中で「Facebook」フォルダとかが作られていた場合、以下のような画面になって正常に動作しないことがあります。

aspnet_mvc3_helper_error

「SimpleMembershipProvider が見つからない」と出るのですが、これは該当のクラスを検索すると「WebMatrix.WebData」にあることがわかるので、参照を追加してもうまく動いてくれません。
この場合、「Facebook」フォルダと「App_Code」内にある「Facebook.cshtml」を削除することで動作するようになります。
※Facebookヘルパーの方は、対応方法がわかったら機会を改めて公開したいと思います。

これでTwitterヘルパーのセットアップができましたので、コードを記載していきます。
Twitterヘルパーで使用できるメソッドは「Twitter.Profile」と「Twitter.Search」の2種類です。
今回は次のWebサイトで公開されている「Razor構文とASP.NET Webページ」の日本語訳からP.16に載っているコードを引用します。
Razor 構文と ASP.NET Web ページ
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/asp.net/gg193039

@{
    ViewBag.Title = "Home Page";
}

<h2>@ViewBag.Message</h2>

<form action="" method="post">
    <div>
        Type Twitter User Name : 
        <input type=text name="TwitterUser" value="" />
        <input type=submit value="Submit" />
    </div>
    <div>
        @if (Request["TwitterUser"].IsEmpty())
        {
            @Twitter.Search("microsoft");
        }
        else
        {
            @Twitter.Profile(Request["TwitterUser"]);
        }
    </div>
</form>
<p>
    
    To learn more about ASP.NET MVC visit <a href="http://asp.net/mvc" title="ASP.NET MVC Website">http://asp.net/mvc</a>.
</p>

 

このコードを実行すると、ページは以下のように表示されます。
image

WebMatrixで使用できるヘルパーも参照やNugetを利用すれば、ASP.NET MVC 3でも利用可能ですので、ぜひとも活用していきましょう!