OLSBで購入したドメインをOffice365でアクティブ化できないトラブルの対処方法

今回は久しぶりにOffice365の話題です。

Office Live Small Business(以下OLSB)を利用している方は、2012年4月30日をもってサービスが終了する旨のメールが届いていると思います。そしてそれと同時に、Office365への移行を進めている方も多いかと思います。
僕自身もOLSBを利用していていました。カスタムドメインもOLSBで購入したのでそのドメインも併せて移行させる作業に入りました。今回はこの移行作業でトラブルがあったのでその対処方法です。

今回トラブルになったもの

今回のトラブルは、ドメイン追加の時に対象のドメイン名がネームサーバーで確認できないという問題でした。
この問題、実際のところOLSBから購入したドメインだけの問題かというとそうではありません設定次第で、どのレジストラで購入したドメインでも同様のトラブルに見舞われます。

トラブルになってどのように対応していったかを紹介します。

  1. トラブル発生後、何が悪いのか一つ一つ洗い出してみる。結果、ネームサーバーの設定は良さそうだった(あとでこれが間違いだったのが分かる)ので、他に原因があるのではと探ると、Windows Live IDに対象ドメインで作成していたアカウントが残っていることが分かった。
    →もしかして、これが邪魔してるのか?
    →Windows Liveに問い合わせてみるか。
  2. Windows Liveサポートに問い合わせてみた。
    →結論:この問題はWindows Live関係ないよ。Office365またはレジストラに問い合わせてみてと回答される。
  3. Office365ポータルのコミュニティを覗く。
    →同様の問題を抱えていた人が多数。こんな感じでいっぱい
     ※リンク先はOffice365コミュニティ参加が必要です。
    →問題解決されてないとなると、Office365側が原因じゃなさそう。
    →コミュニティにnslookup使って確認してみれとあったので、コマンドプロンプトからnslookup type=txtコマンドでドメインが見つかるかを実施。
    →見事にドメインが見つからないわ、ボケと怒られた。
    →コマンドプロンプトでみつからねーならOffice365側が悪いんじゃないな。
     レジストラに問い合わせてみるか。
  4. 移行先のレジストラ(お名前.com)のサポートに以下のように問い合わせてみた。
    送信した本文(一部修正)
    本ドメインをマイクロソフトのサービスであるOffice365で使用したいのですが、  使用する際のドメイン確認でOffice365側でのドメイン確認が出来ません。
    独自に調べたところ、マイクロソフトから指定されたTXTレコードを追加した状態でnslookup type=txtコマンドで確認してもドメイン見つからないという応答でした。
    どのような設定をすれば応答できるようになるのか、教えてもらえないでしょうか。
  5. 翌日ヘルプサポートから回答が来る。
    もらった回答
    お問い合わせの件につきまして、弊社DNSレコード設定をご利用の場合、記のネームサーバーをドメインに割り当てていただく必要がございます。
    ネームサーバー1:01.dnsv.jp
    ネームサーバー2:02.dnsv.jp
    大変お手数になりますが、下記の手順にてネームサーバー変更のお手続きくださいますようお願い申しあげます。
    ●ネームサーバー/技術担当者変更●
    http://www.onamae.com/navi/domain.html
    (1)上記URL、ドメインNaviに「お名前ID」「パスワード」でログインします。
    (2)「ドメイン一覧」のタブをクリックし、変更を行うドメインの「ネームサーバー」欄にある「変更する」をクリックします。
    (3)「お名前.com各サービスを利用」の「転送Plus・DNS設定」をクリックします。
    (4)情報の確認後「設定する」をクリックして完了です。
    以上のお手続きで、弊社側での作業は完了となります。情報の反映まで48~72時間程お時間がかかりますので、ご了承ください。
  6. 上記の指示通りに改めてネームサーバーの設定を変更し、併せて新規にTXTレコードの更新も行った。
    どうやら、お名前.comでは初期化時に割り当てられるネームサーバーとTXTレコードが有効になるネームサーバーは別のようです。
    →これが勘違いの原因だった。
  7. 改めて、Office365側でドメインのアクティブ化を実行したら無事に成功。
    ネームサーバーをOffice365のものに変更し、ようやくメールアドレス等も復帰できました。

僕がメインに使用しているレジストラはお名前.comなので、今回はお名前.comでの対応をご紹介しましたが、レジストラによって対応方法が異なりますので、4のような内容で各レジストラにお問い合わせください。

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Microsoft Conference 2011に参加してきました(1日目)

去る9月28,29日の2日間に渡り、『Microsoft Conference 2011』が行われました。このイベントは主にIT Pro向けに
『こういった業務形態とかいかがですか?』
とかのセッションによる提案や
『このような事例がありました。参考にしてください』
とかの事例紹介、
『このようなソリューション用意しています。是非ご相談ください』
というような、エンタープライズ向けの製品紹介などがありました。

今回は、数あるブレイクアウトセッションの中で、僕が聴講したブレイクアウトセッションを中心に所感を書いてみたいなと思います。まずは1日目の分です。

T1-203 Windows Phone 7.5の全貌と利用シナリオご紹介

Windows Phoneの概要、利用シナリオのお話。

smart phoneなのだから、電話である。
電話であること、電話はコミュニケーションツールであり、人と人を繋ぐものであるという点が強調されていました。
電話ってそもそも何のためのものなのか、改めて考えるべきなのかなと思ったり。まあ、間違いなくゲーム機ではないよね。

Windows Phoneからデータ取り出すことは出来ない。
SDカード搭載端末(海外からの輸入端末)は、SDカードを抜くとハードリセットがかかって、データがクリアされる。また、抜いたSDカードも暗号化されているためデータを読み出すことは出来ない。
※ビジネスでの利用には重要なポイントですね。

Windows Phoneのビジネスの強みはOfficeが搭載されている、Exchangeなどと容易に同期できる点。
Office365と組み合わせれば、データ保護に関してはほぼ最強。

開発環境も無料で提供。
※デベロッパーにも優しいです。

T1-204 ビジネスを加速するWindows Phone & クラウド

Windows Phoneでクラウドを活用した事例の紹介

Lync Mobileを年末くらいには発表できるかも。
※Office365ユーザーには朗報。

Windows Phoneで撮った写真は、そのままSkyDriveでアップできる。
→アップした後で色々加工したり、アルバムを作ったりすれば良いと思うよ。

共有のSkyDriveに撮った写真を随時アップしておけば、社内の担当者が取捨選択して、速報を送信したりなどを行える。
→説明されて、一番感心した。ああ、こういう使い方はビジネスとしてアリだよなって。

全世界レベルでこれだけユーザーいます。

  • Sharepoint …… 1億
  • Exchange …… 1.5億
  • Office …… 7.5億

Sharepointが1億も利用していることに驚くけど、やっぱOffice凄すぎ。シェアの桁が違いすぎます。iPhone iPadなんて霞んじゃいますね。

昔の同期ソフトで提供していたActive Syncは使いづらかったね。
でも、Windows PhoneはOffice365との連携はクラウドで同期するから強力だよ。
→僕もそう思います。Office Liveで取得してあるドメインをOffice365に移行できるならすぐに移行したいです。そうすれば、凄く楽になるのに。
→Office LiveがOffice365に統合が予定されている来年くらいに何かしらアナウンスがあるかも?

外部、内部のサービスでも色々な可能性があるね。
外部ならエンターテイメント配信やビジネスソリューション
→ルナルナを提供している会社が紹介されました。あの会社は早い段階でクラウドを利用してサービスを提供しているようです。
内部なら在庫管理や納期確認をクラウドから取得することも可能だよね。
サービス支援も出来るかも。
→スライドでは医療等の紹介がされていたけど、電子カルテの分野は、災害時なども考えるとクラウドに保管は大きいと思うな。
承認ワークフローは、Sharepointワークフローを使えば構築できそう。
→僕はやったことがないから分かりませんが。

Windows Phoneはリモートで操作してデータをクリアできるよ。
これはビジネス利用としてオススメ出来る点。Office365では、管理者が実施できるようなので導入を検討する価値はあると思います。

T4-202 Microsoft Lync がもたらす「電話」の新たな進化 ~ コミュニケーションの新常識 ~

コミュニケーション手段を数十年前(笑)から現在までを紹介し、これからどうなっていくんだろうという視点で話をされました。

数十年前までは主に電話や封書、そして会議などが主なコミュニケーションの場でした。現在に至っては携帯電話や電子メール、テレビ会議などに置き換わってきています。
これから先はどうなっていくのかを考えると、オンラインの発達などを見ていくと時と場所を選ばないコミュニケーション方法が求められていくのではないか。

Micosoft Lyncは【Link(つなぐ)+Sync(同期する)】の造語で、【いつでも、どこでも、人と人をつなぐ新しい方法】として提供。
元々はOffice Communication スイートとして提供されていたものだが、Lyncとして装いも新たに提供している。

主な機能は次の3つ

  • プレゼンスとIM(インスタントメッセージング)
  • オンライン会議
  • エンタープライズボイス(PBX 連携/代替 VoIP 外線通話)

ここで、様々なシナリオによるデモを行っていました。
通常の着信や転送、ボイスメッセージ(留守電みたいなもの)、IMとか。

その他、Lync搭載のPCが不要な端末とかの紹介もありました。
同様にコスト面でもハード面やメンテナンス面でのコストの削減を期待できるようでした。
実際に別途展示されていたLync対応機器もそれほど高価でもなかったので、確かにコストダウンは見込めるなと思いました。PBX導入するなら、こちらの方が安価でしょう。

大手町のテクノロジーセンターでは、隔週でハンズオンセミナーしています。
→触れてみたい人は是非参加ですね。

ということで、1日目のざっくり所感でした。

office365のサービスを始めたら、必ずやること

つい先日からメールが一斉送信されているかもしれませんが、office365を使いたかった皆さんお待たせしました! いよいよ、オープンベータが開始されました。

オープンベータ開始に伴い、私の方も新しいアカウントを取得しまして、注意しなくてはいけないことを整理しようと思いました。

第1回目は「必ずやらなきゃいけないこと」です。

office365のアクティベーションが完了すると、office365チームより
「Microsoft Office 365 Beta (プラン P1) へようこそ!‏」
というメールが届きます。
※メール内のプランは申込時のプランが表示されているはずです。

このメールに表記されているポータルサイトのアドレスをクリックすると、ログイン画面になります。このときに、サインアップ時に設定したメールアドレス(****@****.onmicrosoft.com)と設定したパスワードを指定してログインしてください。
https://portal.microsoftonline.com/admin/default.aspx

ログインが完了すると、次のような管理画面になるはずです。
365_kanri_top

実は登録直後の段階では、最初に登録したアドレスに対して何もサービスが設定されていません。そこで、「管理者用ショートカット」から「ユーザーライセンスを割り当てる」を選択してください。
すると、次の画面のようにユーザーを選択する画面が表示されます。
365_user_lisence_select
ここで、各ライセンスを割り当てるユーザー(はじめだと一人だけのはずです)の左にあるチェックボックスをチェックして「編集」を選択してください。

すると、ユーザーに割り当てられるサービスの一覧が表示されます。
※私のプランはP1なのでOffice 2010 Professional Plusは入っていません。
365_user_lisence_setting
割り当てるサービスをチェックしたら、必ず「保存」ボタンを押してください。
保存」ボタンを押さなかった場合、保存しなくてもいいですか?といったダイアログが表示されますから、一応安心です。

これで、管理者アカウントに対して一通りのサービスが利用できるようになりました。

あと、今回はすでに日本語ページになっていますが、デフォルトですと英語ページになっています。この英語ページを日本語ページに設定するには、実は左上に登録時に入力した組織名が表示されていますが(スクリーンショットでは塗りつぶしている箇所になります)、ここをクリックすると組織情報が表示されます。その組織情報の左上に「編集」というリンクがこっそりありますので、これをクリックすると組織情報を編集できます。この中に「言語設定」という項目があるので、「日本語(日本語)」を選択してください。そのあと、右下の「OK」ボタンを押下すると保存されて、晴れてポータルページが日本語で表示されるようになります。

これで、必要最低限の設定は完了したことになります。
それでは、レッツoffce365!

Microsoft Office 365 Beta サービス開始

Microsoftが新しく『Microsoft Office 365』という、企業向けのオンラインサービスを開始しました。

このサービスは、『Microsoft Online Services』の後継サービスで、Exchange Online、Lync Online、SharePoint Onlineのサービスを受けられる商品です。
このサービスで何のメリットがあるかというと、次のようなメリットが考えられます。

  • メールサーバを自前で用意する必要がなくなる。
  • Outlookの恩恵を100%得ることができる。(メール、スケジュール管理はもとより、会議のスケジュールもOutlookですべて行えます)
  • プロジェクト毎に専用のページを用意できる。
  • 企業内での音声チャットも標準装備。
  • プランをEnterpriseにすれば、製品版のOffice 2010 Proffetional Plusも利用できる。
  • 多額のコストをかけずにSharePoint Serverを導入できる。

一番にメリットとして考えられるのが、多額の費用をかけずにExchangeやSharePointを導入できることです。通常導入すれば、ハード費用等込みで数百~千数百万かかるようなシステムを月々数千円レベルで導入できるようになります。

これら、メリットの大きいOffice 365ですが、サービス開始したばかりなのでよく分からないところが多いと思います。その点も含めて、導入も含めて次回からいろいろと書いていきたいと思います。

■参考■
Office 365 製品ページ http://office365.microsoft.com/en-US/online-services.aspx
Office 365 コミュニティ http://community.office365.com/enus/office365/default.aspx